KATOMOKU時計の組み立てを紹介します。
ムーブメントとセット
センターに穴の空いた時計の文字盤にムーブメントを取り付けます。
ムーブメントと文字盤が出来る限り、傾いたりしないように気をつけます。
針の差し込み
時針、分針、秒針の順番で針を刺していきます。
針はとっても薄い金属でできているので曲がらないように気をつけます。
枠にガラスと塩ビをセットします
枠にはガラスと文字盤を入れるのですが、それでは針がガラスに当たってしまうので、塩ビのシートを時計のガラスおさえとしていれます。
手間ではあるのですが、加藤木工にはいろいろなサイズの枠があるので枠に合わせて一つ一つ、長さをカットします。
枠に文字盤をセットします。
ガラスの内側を磨いて、時計枠に文字盤をはめ込みます。
ネジで止める前に確認します。
ネジで止めてしまう前に中に埃が入っていないか、時計の3ヶの針が重なっていないか確認します。
ネジ止めをします。
ネジで止めて文字盤が落ちてこないようにします。
作動確認をします。
この状態で壁にかけて1〜3日、正常に作動するか、実際に時計を動かし、チェックします。
弊社では現在、電波時計とアナログ時計の両方の時計を製造しております。
電波時計は福島県の「おおたかどや山」そして佐賀県の「はがね山」の2箇所に電波送信所があります。
日本で2箇所しかありません。
なので電波時計といってもどこでも正確に受信するかと言うとそのようなことはありません。
電波だと思い、ご購入いただいた方が家で受信しなかったら、せっかく弊社の商品をご購入いただいたのにがっかりしてしまうと、弊社としてもとても寂しい気持ちになってしまいます。
また、やはりアナログなムーブメントの方が長持ちします。
弊社の「長く、愛されるものを作りたい」というコンセプトから考えると、アナログムーブメントの方が向いているのではないかと考え、アナログムーブメントの時計をお勧めします。